依存症(アルコール・薬物・ギャンブル等)治療指導者養成研修

「もしかしたら依存症かもしれない。どのようにかかわったらいいのだろう」「かかわりたいけど一人では難しい」と、現場で悩んだり困ったりしてませんか。

依存症は、慢性で進行性の病です。放置すると、健康問題、貧困、家庭不和、自死、虐待、ドメスティックバイオレンス(DV)、介護、犯罪などの社会的問題が深刻化する可能性が高くなります。しかし、依存症は、「見ようとしないと見えない」問題であることから治療や支援に結びつきにくく、悲惨な状況に陥りようやく病気と知ることも少なくありません。

研修の目的は、このような「トリートメント(治療・支援)・ギャップ」の解消を目指し、都道府県等における依存症の支援に必要な人材養成を推進し、都道府県等において指導的な役割を果たす専門家を養成することです。

研修の到達目標は、アルコール・薬物・ギャンブルを中心とする依存症全般の基本的な知識やソーシャルワークをベースにした早期発見・早期介入の支援技術を知り、かかわる意欲を高め、実践できるようになることです。令和4年度は、公益社団法人日本医療ソーシャルワーカー協会が依存症対策全国センターより受託し、ソーシャルワーカー5団体が合同で主催します。


  1. 研修日時:
    オンデマンド視聴研修 2023年1月10日(火)~3月4日(土)12時59分迄
    オンラインライブ演習 2023年3月4日(土)13:00-17:00 ~ 3月5日(日)9:00-17:00
  2. 実施方法:ZOOMによるオンライン研修
  3. プログラムはこちらから
  4. 定員:100名
  5. 研修対象:医療従事者(社会福祉士*、精神保健福祉士*、作業療法士、看護師、公認心理師等)、医療従事者以外のソーシャルワーカー*
    *主催団体の会員以外の方も応募可
  6. 受講料:無料
  7. お申し込み資格
    1)現在、現場で依存の課題を持つ患者、利用者、家族などにかかわっている、関わる可能性が高いこと。(特に、依存の支援環境が整っていない場に身を置いている)
    2)オンデマンド研修の受講完了後オンライン演習を受講できること
    3)研修前後に実施する効果測定(事前・事後課題、アクションプランなど)に協力できること
  8. 受講決定について:
    定員を超えた場合は、地域のバランスや職種・受講動機などを考慮して受講者を選考いたします。選考結果は、受付締切り後2週間以内にはがきで通知します。
  9. お申込み方法(*個人情報は、本研修に関わること以外には使用しません。):
    日本医療ソーシャルワーカー協会ホームページ(URL、QRコード)からお申し込みください。
    URL:https://www.jaswhs.or.jp/education/workshop_list.php
    QRコード:

  10. お申込み期間:2022年11月7日(月)~12月10日(日)23時59分迄
  11. 受講に必要な準備:
    ・インターネット環境(Wi-Fiではなく有線の回線を推奨)
    ・Zoomをインストールした、もしくはインストール可能なパソコン(必須)
    ・ヘッドセットまたはマイク付きイヤホン(ヘッドセット推奨・PC内蔵マイクも可)
    ・WebカメラまたはPC内蔵カメラ(必須)
  12. 修了証書:
    研修修了者には修了証書を授与します。
    ※所定時間を受講されていない方は、修了証書を交付できませんのでご留意ください。
    ※通信環境等により、研修の一部又は全部が受講できない場合、修了証が発行できない場合があります。このようなリスクを踏まえた上でご参加することを予めご了承ください。
  13. お問合せ先:日本医療ソーシャルワーカー協会 事務局
    電話:03-5366-1057 (月~金 10時~16時)

◆受託団体:公益社団法人日本医療ソーシャルワーカー協会

◆企画・主催:汎用性の高い依存症支援の修得を目指すソーシャルワーカー関係団体協議会
(一般社団法人日本アルコール関連問題ソーシャルワーカー協会、特定非営利活動法人日本ソーシャルワーカー協会、公益社団法人日本社会福祉士会、公益社団法人日本精神保健福祉士協会、公益社団法人日本医療ソーシャルワーカー協会)