依存症とは?

依存症とはある特定の物質(アルコールや薬物)や行動(ギャンブル等)へのコントロールが効かなくなる病気のことを言います。

依存症になると、日常生活や心身の健康、大切な人間関係などに問題が起こっているにもかかわらず、依存対象の物質や行動をやめることができなくなります。

医学的に依存症(嗜癖)と認められているものには以下の病気があります:

※国際疾病分類第11回改訂版(ICD-11)では物質使用及び嗜癖行動による障害に位置付けられています。厳密には依存症候群(dependence syndrome)はアルコールや薬物などの物質使用による障害を指し、嗜癖(addiction)はギャンブルやゲームなどの行動による障害も含まれるとされていますが、嗜癖という言葉は一般的には馴染みが薄いため、わが国ではギャンブル依存症などの言葉が使用されています。

  ICD-11 DSM-5
アルコール アルコール依存症 アルコール使用障害
薬物(タバコを含む) 薬物依存症 薬物使用障害
ギャンブル*3 ギャンブル障害*1 ギャンブル障害
ゲーム ゲーム障害*2 *4
  • *1 日本精神神経学会ではGambling disorderの訳語をギャンブル症<障害>で検討しています。
  • *2 日本精神神経学会ではGaming disorderの訳語をゲーム症<障害>で検討しています。
  • *3 ギャンブル等依存症対策基本法第2条では、「ギャンブル等(法律の定めるところにより行われる公営競技、ぱちんこ屋に係る遊技その他の射幸行為をいう。)にのめり込むことにより日常生活又は社会生活に支障が生じている状態」をギャンブル等依存症と定義しています。
  • *4 DSM-5では今後の研究のための病態にインターネットゲーム障害が記載されています。